前編の続きです。


テレビ企画にてさんまさんのお宝を鑑定させていただいて驚いたことの2つ目ですが、

1 - コピー



こちらの写真は別カットの撮影の際にさんまさんのお宝の写真を撮らせてさせていただいたのですが、
何かお気づきになられませんでしょうか。

自分の理解を超えていたので大変驚きました。

さんまさんは、ジョーダンの45番限定プロカットジャージにされたサインと、限定を示す貴重な仕様のタグを何故か、ガラス面の方ではなく裏面に向けて接着剤のような物で意図的に固定して飾られておりました。



ジョーダンのサインのある側を裏面にして飾っておられたのです。




99%の人がサインのされているジャージの面を額から見えるように飾ると言っても言い過ぎではないとは思います。

前編のサイングッズの証明書を捨てる理由にも少なからず驚きましたが、
サインを裏側に隠して飾る発想があまりにも一般人の思考からかけ離れていたので、サイン鑑定の際に混乱してしまいました。。


実はさんまさんのマネージャーさんにも了解をいただいていたので、番組の本番にて台本を無視してさんまさんにサインのされている側を裏にして飾る意図をお伺いするつもりでした。


必ず驚くような笑いが生まれるか、誰もが驚くような深い理由が聞けると確信していたからです。


通常の発想では直筆サインがある方を裏にしてどう間違えても飾りません。

しかし、接着剤でジャージは固定され、実際にさんまさんは飾られておりました。

final2



撮影時間がかなりおしていたこともあり、番組でさんまさんになぜサインのされた方を隠して飾られているのかお伺いする事はできず、最低限の台本をこなして出演は終わってしまいました。

final3


final4

final6
(引用 日本テレビ)


そのまま用意いただいたタクシーで流れるように手配いただいたホテルへ。。

その後さんまさんとお話するチャンスはありませんでした。


以上の2点が放送がされなかったさんまさんのコレクションの裏話です。

やはり芸能界という激しく厳しい世界でトップを走り続ける偉人の物の見方やコレクションの飾り方に至るまで常人の常識を超えてくるのだと大変驚き、勉強になりました。

貴重な経験に感謝ばかりの一日でした。

またさんまさんとお話ができるような機会があれば額装の謎をお伺いしたいと思います。